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「記事」ウルブズとスパーズがローズに興味

ザックラビーンとローズのバックコートコンビが実現するかもしれない。

ニックスはローズがFAを望むなら構わないとのこと。

シーズンの大半は機能していたローズだが、フィルのトライアングルにフィットできずにいた。

シボドーはベテランを欲しがっているため、ローズがウルブズに来る可能性は十分あるという。

ローズはニックスと再契約しなければ、キャリア初のFAとなる。

ウルブズは、ルビオを出す準備はできているが、実際にローズが来たところでラビーン、ウィギンス、ローズがフィットするかどうか。少なくともスペーシングは良くならないだろう。

 

実はスパーズもローズに興味を示している。

ミネソタサンアントニオもガードの将来が不安視されている状況だ。

ウルブズは、ルビオが出ていく可能性もあるし、23歳のクリスダンも未だに未知数。

ローズがスパーズに来れば、パーカーの支えになるだろうし、レナードへの負担を減らすことも重要で、ローズを獲得すれば少なくとも得点という面での助けにはなるだろう。

 

いずれにせよ今年の夏はローズに注目だ。

SAS対HOU(第3戦)〜完全攻略したスパーズ〜

第1戦の記事→http://minnesota.hatenablog.jp/entry/2017/05/04/025404

第2戦の記事→http://minnesota.hatenablog.jp/entry/2017/05/07/044603

 

スパーズ対ロケッツ @第3戦

①ガソルの存在

②カワイソレーションの是非part3

③ハーデンに対する守り方part3

ポストプレーの変化part3

⑤ロールサイドの数は少ない方がいい? 

 

 ガソルの貢献

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ダンカン引退と共に加入したガソルは、同じポジションであることからダンカンとしばしば比較されては批難される存在であった。

が、第3戦の彼は違った。

ブロック→4回

シュートミスを誘う→7回

これらは全て、リム周りで起きた回数である。

計11回。得点に換算すると22点分をガソル1人で止めたことになる。

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多くは語らない。

ガソルが足手まといかどうか、その目で見て判断してほしい。

 

②kawhisolationの是非(part3)

引き続きレナードがボールマンをつくべきかオフボールマンをつくべきか検証する。

1.ハーデンとマッチアップ→16/29(55%)

2.ハーデンについている&ボールは別の選手→14/19(74%)

3.ハーデン以外についている→17/27(63%)

 

1.ハーデンとマッチアップ

《ケース1》

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《ケース2》

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ピックでレナードのディフェンス力が完全に無力化されているのが分かる。

 

 2.ハーデンについているが、ボールは別の選手が持ってる時

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ハーデン以外が攻めている時のレナードはどうしているかと言うと、ハーデンにべったりマークすることで「4対4」にさせていた。

驚きなのが74%というその成功率。

4対4なら普通オフェンスの方が有利なのだが、この数字が出たということはハーデン以外の選手の技術力、判断力がシンプルに足りないと言わざるを得ない。ハーデンにこれまで依存しすぎたツケが回ってきたということだろう。ロケッツは少しやり方を変えてかなければこのシリーズ厳しくなりそうだ。

 

3.カワイソレーショされた時

コーナーにいるレナード

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ロールマンのカバー

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クローズアウト

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今回もロールのカバーからクローズアウトまで完璧にこなしていることが見てわかる。

ハーデンにマッチアップしててもピックで無力化されるだけなのと比べるとカワイソレーショされている時の方が、画像からみても数字でみても良い結果がでていると言える。

 

③ハーデンに対する守り方

第2戦の記事を読んでくれた方、覚えているだろうか。

前回の試合でレナードがハーデンに対して2度アンダーをしたことを。そしてその2回とも成功したことを。

とは言えたったの2回。

その時はたまたまハーデンの調子が悪かっただけとも言える。

しかしこの試合で興味深い数字がでた。

それはスパーズがハーデンに対し、「アンダー」を10回もしたことだ。

そしてなにより驚きだったことは、その10回のうち9回成功したことにある。

もう一度言う。『ハーデンに対しアンダーを10回して9回成功した』のだ。

何を言ってるか分からないだって?大丈夫、俺にも分からん。

正気とは思えない。リーグ屈指のシューターにアンダーで守るなど。聞いたこともない。

確かに前回の記事でアンダーを要所要所使うべきと言いはしたが…ここまでとは。

 

と、そんな前置きをしたところで、一つ僕から質問。

ピックに対する守り方って何がベストでしょう。

ウィークサイドに寄せれるアイス?

アウトナンバーを作らないスイッチ?

ハンドラーを潰すヘッジ?

期待値の薄いミドルシュートを打たせれるサグ?

はたまた1人でオフェンスを終わらせれるアンダー?

 

否、答えは「全て」だと僕は考える。

ここでの「全て」の意味は「試合中に全て使うべき」という意味だ。

 

世界最高峰のリーグであるNBA

ディフェンス能力しかり、組織力も超一流であることは間違いない。が、オフェンス力もまた、超一流であることも間違いない。

そんな超一流のオフェンス力に、果たして48分間、同じ守り方が通じるのだろうか。

例えばハンドラーが強いチームであることからヘッジで守ると決めたとしよう。

その守り方で48分間守りきれるだろうか?

そうは思わない。

それに対応できるくらいのオフェンスの組織力があるから、というのも理由の一つだが、もっと問題なのはハンドラーが慣れてしまうということだ。

「ハンドラーの慣れ」とは「ドリブルの慣れ」という意味である。例えばヘッジであればヘッジ用のステップやドリブルのリズムというものがある。他より少し歩幅が狭くなる、ヘッジされた時はそんなリズムだ。

サグの場合はスペースがあるため、どちらかというと歩幅が広くなってドリブルも一気に前に出すことが多い。

というように、ソフトヘッジやアイス、アンダーヘッジ、そしてアンダーも例外なく、それらに対応した「リズム」がある。

つまり何が言いたいかというと、たとえどんなにそのチームにとって効果的な守り方を採用したとしても、1試合通して同じ守り方をするとなれば必ず相手は慣れてしまう、ということだ。であることからヘッジをするなら48分間ヘッジ、というわけでなく、48分間の中で様々な守り方を取り入れることで、ハンドラーのリズムを崩すことが重要であると考える。

(もちろん1試合で同じ守り方を貫くことでコミュニケーションミスや判断ミスは起きづらいことも確かだし、色んな守り方を使うとあうことはそれなりのリスクがあるということも理解している。)

しかし、自身の経験則からも今までオーバーしてきていた選手が急にアンダーしてきたことで歩幅が合わず、フリーのスリーでも外してしまうことも多々ある。そんなことも踏まえると、やはりケースバイケースで守り方を変えられる方がハンドラーからするとやりづらいと言えるだろう。

実際にスパーズの守り方を見てみると、ハーデンのピックに使った守り方はアンダーヘッジ、アイス、スイッチ、ハードヘッジ、アンダー、サグの計6つ。ご覧の通り、色んな守り方をしていたことがわかる。

今回、ハーデンのピックの数は42回で(多すぎるよダントーニさん…)そのうちスパーズが止めた数は27回だった。つまりハーデンのピックは36%しか成功しなかったということだ。

この結果に繋がった要因はやはり守り方の種類を使い分けたことに他ならない。

こう考えるとハーデン相手にアンダーを10回したことも納得できる。

ハーデンからしてみれば、アンダーされるなんて微塵も思ってなかっただろうからね。

常にオーバー+サグやヘッジで対応してきていた選手が急にアンダーしてきたのだ。ハーデンもドリブルのリズムを崩されてしまいうまく行かなかったのかもしれない。

とは言え、アンダーというものに博打感があることも否めないし、恐らくハーデン自体も次戦はアジャストしてくるだろう。

第4戦以降も名将ポポビッチはアンダーを使ってくるのか、はたまた新しい守り方を採用してくるのか、その辺にも注目したいと思う。

 

(参考)

「守り方/成功率」

アイス→3/4(75%)

スイッチ→3/5(60%)

ハードヘッジ→2/5(40%)

サグ→11/18(61%)

アンダー&アンダーヘッジ→9/10(90%)

 

ポストプレーの変化

初戦から仕掛けてきたロケッツ。

第2戦ではそれにアジャストしたスパーズ。

さて第3戦、今回はどんな対策を両チーム練ってきたのだろう。

ポストプレーの成功率→10/21(48%)

 第1戦→0%

第2戦→33%

第3戦→48%

徐々に自分たちのプレースタイルを戻しつつあるスパーズだが、ポポビッチがとった作戦とは。

 

ポポビッチの作戦》

・ハイ&ロー

《ケース1》

ピックを使って注意を引きつける

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オルドリッジのポストプレーを狙う

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これはダミー。もう一度ダニグリがスクリーン

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ハイローでアンダーソンを外に

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パスしたら切れる。この時点でヘルプが誰だか混乱中。

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 《ケース2》

ダニグリをウィングに上げてスペース確保

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スペースを利用してハンドオフを狙う

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それはダミー。狙いはハイロー。

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アンダーソンが上がってるためヘルプができない

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 《ケース3》

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・シール

《ケース1》

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《ケース2》

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前回同様、ヘルプを誰がするか迷わせる動きにハイローを加えたオフェンスを見せたスパーズ。

ハイローをしてないときでもダブルチームをくぐり抜けるシールとパスの精度。

もう完全にロケッツを攻略したと言っても良いだろう。

対してロケッツはこれといった策は無し。

(結局同じ戦術を続けていってここまでやられてしまったダントーニさん、次の試合までに反省した方がいんじゃない?)

おそらく次は守り方を変えてくるはずなので注目したいと思う。

 

 

⑤ロールマンサイドの人数について

 以前こんなツイートをしたのを覚えているだろうか。

ピックをした時、ロールマンサイドの人数、ハンドラーサイドの人数、どちらのサイドが少ない方が効率的であるのか。

持論ではロールマンサイドの人数が少ない方が効率的と答えさせて頂いた。

今回はこの問題も合わせて実際に検証してみようと思う。

 

ロールサイド

0人→5/11(45%)

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1人→11/32(34%)

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2人→20/47(42%)

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3人→4/8(50%)

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ロールマンサイドに「3人」いる時が1番確率は高く、次いで確率が高いのが「0人」となった。

(うーん…困るなあ)

これでは議論が進まないのでもう少し細かく見ていこうと思う。

 

①「シュートの成功率」ではなく「オフェンスの成功率」、すなわちシュートが入らなくても、相手を崩してドフリーで打てたポゼッションも成功とみなすことにする。

そうすると…

0人→6/11(55%)

1人→12/32(38%)

2人→23/47(49%)

 3人→4/8(50%)

なんとかロールマンサイドに選手がいない時が1番ピックの成功率が高くなった。

(と言っても分母が少なすぎて参考とまではいかないか…)

 

チーム別で見るとどうだろう。

《スパーズ》

0人→3/7(43%)

1人→8/13(62%)

2人→11/20(55%)

3人→1/2(50%)

《ロケッツ》

0人→3/4(75%)

1人→4/19(21%)

2人→12/27(44%)

3人→3/6(50%)

 

うーん…バラバラ

共通してるのは「ハンドラーサイド1人、ロールマンサイド2人」のピックが1番多いことくらいか。

 

続いてロールマンサイドの人数と選択したプレーを組み合わせてみた。

 

0人+キックアウト→2/3(66%)

0人+ドライブ→2/4(50%)

0人+ロールマン→無し

0人+ミドル→2/3(66%)

0人+スリー→0/1(0%)

ロールマンが「無し」となっているが、これはロールサイドにヘルプの選手がいないため、ロールマンのディフェンダーはロールマンにパスさらないようにディフェンスするため、パスが通せないのが要因だろう。

 

1人+キックアウト→2/9(22%)

1人+ドライブ→1/6(17%)

1人+ロールマン→7/8(88%)

1人+ミドル→1/1(100%)

1人+スリー→2/6(33%)

1人+ポップアウト→0/3(0%)

ハンドラーサイドに2人も選手がいるため、中々ドライブは成功せず。逆にロールマンの成功率は1番高かった。

 

2人+キックアウト→5/18(28%)

2人+ドライブ→10/12(83%)

2人+ロールマン→4/6(67%)

2人+ミドル→3/5(60%)

2人+スリー→1/4(25%)

ドライブの成功率が飛び抜けているが、これはここ数年で守り方が変わってきたからだろう。本来ウィークサイドへのドライブはコーナーのディフェンダーがヘルプに行くことが基本となっていたが、コーナースリーの確率が上がってきたことによって、最近ではコーナーのディフェンダーはヘルプに行かないのが主流になっている。ドライブがしやすくなっているのはこれが原因だろう。

ロールマンサイドに選手が全員いるよりも、ハンドラーサイドに1人いてくれて、ロールマンサイドの人数を1人減らしている時の方がハンドラーは活きるのかもしれない。

 

3人+キックアウト→2/2(100%)

3人+ドライブ→0/1(0%)

3人+ロールマン→0/1(0%)

3人+スリー→2/4(50%)

ロールマンサイドに3人もいたらロールマンの成功率はそりゃ低いわな。

 

はい。今回、初の試みでしたが、まだまだ分からないことだらけでした。

もっと続けて検証していかないと何とも言えませんね。

あとは、ディフェンスの守り方がロールマンサイドの人数のそれぞれの成功率とどう関係しているのかも調べないと完璧な答えは出てこなそう。

 

疲れたので不敵な笑みを浮かべるダントーニを最後にお別れ。

 

次はダントーニの番ですぜ。

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SAS対HOU(第2戦)〜スパーズの次の手〜

第一戦の記事をまだ見てない方はこちら→http://minnesota.hatenablog.jp/entry/2017/05/04/025404

※ 水色→パス。黄色→オフェンスの動き。赤色→ディフェンスの動き。緑色→スペース。

 

スパーズ対ロケッツ @第2戦

シーズン6戦目の対決となる両者。

お互い手を知り尽くした状態でどういった攻防を見せるのかが見どころの試合であった。

前回成功率が0%だったスパーズのポストプレー

ロケッツのポストの守り方に対してスパーズがどういったポストプレーを見せるのか。

その他に、大敗した1戦目は何が悪かったのか、止めるべきはハーデンなのか。

そういった課題を名将ポポビッチがどう解決していくのか見ていこうと思う。

 

ポストプレーの少しの変化

前回、数あるポストの守り方からダントーニHCは「ノーミドル、ウィークトラップ」を採用していた。

決まりごとは3つ。

①ドリブルをついた後に仕掛ける

②逆ローポのディフェンスがダブルチーム

③ノーミドルスタンスからウィークサイドに誘い込む

その徹底した守り方は、「成功率0/10」とスパーズを苦しめるのに十分すぎる結果となった。第2戦ではどういう守り方をダントーニが採用するのかに注目が集まったが、成功しているのだからわざわざ変える必要はない、と結論づけたのだろうか、その守り方は前回と全く変わらなかった。

 

いきなりだが、これはある有名なラーメン店の店長のインタビュー。

「この店が大人気の秘訣はなんですか?もう何年も行列が無くならないですが。」

「ここに来る常連さんはね、ここは味が何年も変わらないから大好きなんですよ、と言ってくれるんです。けど実は僕、ラーメンの味を少しづつ変えているんですよ(笑)おかしいな話でしょ?味を変えているのにそれを食べに来るお客さんは〈変わらない〉と言うのだから。それはなぜか?人の味覚というのはね、少しずつ変わっていってるんです。だから同じ味のラーメンを作り続けてるとだんだんお客さんの味覚と合わなくなるんですよ。そうならないように僕は味覚に合わせて味を少しづつ変えるんです。ほんとに少しづつ。そうするとね、不思議とラーメンの味が変わらなくなるんですよ。面白いでしょ?味を変えたことで味が変わらなくなるんですから。でもそれこそが何年も行列ができる秘訣だと思っています。」

 

 なぜこの話をしたかというと、僕はこの理論がバスケットでも当てはまると思っているからだ。

ポストプレーの話に戻そう。

第2戦のスパーズのポストプレーの成功率は7/21(33%)であった。決して高い数字ではないが、前回が0%だったと思えば33%は満足のいく数字と思ってもいいのではなかろうか。

実際にドフリーでのシュートクリエイトもポストプレーから計3回。実質50%の成功率と言っても過言ではないだろう。

ではなぜロケッツはここまでやられてしまったのだろうか。

それはポポビッチが2つの少しの変化を加えたからだと思っている。

 

1つ目はこのポストプレーの場面。

これが第1戦のポストプレー

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続いてこれが第2戦のポストプレー

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リーをウィングに移動させ、パス出しさせた後、元いた場所(ローポスト)に戻る。

なんの気なしのこのプレー。通常であれば特に意味もない動きである。しかし逆ローポからダブルチームに行くことをルールとしているロケッツにはこれが効く。リーがウィングに上がることでローポストをまず空ける。この時点でヘルプはアリーザとなるが、その後リーがまたローポストに戻ることで誰がヘルプに行くべきなのか混乱させることができた。

ネネはノーミドルのスタンスを取ってしまっているため、ダブルチームに来ないとなれば、後はオルドリッジの独壇場だ。

実際にこの試合では迷いなくシュートを打てていた。

 

2つ目の変化はレナードのポストアップ。

第1戦でドライブとスリーに徹していたレナードだが、この試合ではポストプレーを6回して、6回のうち2回の成功と2回のドフリーのシュートをクリエイト。

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オルドリッジがパサーになり、ハイローのためにガソルがフラッシュ。ビッグマン2人がアウトサイドに広がることでゴール下に広大なスペースが。

これにはロケッツもダブルチームで対応せざるを得なかった。

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がしかし時すでに遅し。完全に後手となったロケッツは、4Qで失速。最後はビバリーのミスショットを皮切りに2戦目を落とす形となった。

 

ロケッツの反省点としては1戦目から守り方を変えなかったことだろう。仮に第3戦も同じ守り方をするようであれば形勢がひっくり返る可能性すらある気もする。

つまり言いたいことは、相手を0%に抑えた戦術だったとしてもこのレベルでは、同じ戦術は通用しない。ということだ。

これはラーメンの話と被りはしないだろうか?

たとえ今流行っていた(通用している)としても少しずつ味(戦術)を変えてかなければ必ず飽き(対策)がくる。

ダントーニに足りなかったのはそういうとこなのかもしれない。

 

②ハーデンのピックの対応はどうなった?

ヘッジ→6/12

ヘッジ&ローテ→0/1

前回同様、今回もヘッジからローテーションする回数は少なかった。

ローテーションをしたくなかったわけではない。出来ない理由があったのだ。

 

ハーデンに対するダブルピックの場面を見て欲しい。 

これは前回のダブルピック。

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これが今回のダブルピック。

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前回はロケッツのダブルピックに対してスパーズがどうアジャストしたかというと、ガソルが下がりすぎないことでスクリーンと同時にローテーションしてたわけだが、それに対してロケッツは2枚目のスクリーナーがスリップすることでローテーションを阻止していた。

オルドリッジからしてみればガソルがローテーションしてくれるものだと思っているので、対応も遅れてしまった。結果、キックアウトからドライブされ失点。

ヘッジに関しては今回もロケッツの方が一枚上手だったと言えるだろう。

 

サグ→6/12

ソフトヘッジは、見落としてない限りでは今回はしていなかった。

特にアウトサイドのディフェンスが危ういガソルは徹底してサグで対応。とにかくレイアップとアリウープをさせないという意識を強く感じた。実際にハーデンのレイアップをブロックする場面も。

一方、サグのデメリットはジャンパーとフローターであるが、ロケッツはそもそもジャンパーはしてこないチームのため、プルアップに関しては気にする必要がない。問題のフローターだが、これに関しては捨てたと言うべきか、もう外れることを祈っている感じだった。

 

スイッチ→5/9

やはり今回も成功率が1番高かったのはスイッチディフェンスだった。

前回同様、方向付けをウィングの方にし、スリーを打たせていたが、特にこれといって目新しいことは無かった。

 

アンダー→1/1

アンダー&ヘッジ→1/1

ハーデンに対してアンダーをしたレナードだが、まあたまたまやっただけといった感じ。

でもこういうのはかなり効果的だと思う。

もちろん毎回アンダーとなると話は変わってくるが、要所要所でアンダーすることで、ハーデンにも迷いが生まれるはずだ。

2回中2回ともシュートを外してしまったのも偶然ではないと思う。

 

今回、ピック対策としてポポビッチが出した答えと言えば、それはアンダーソン対策かもしれない。

ポポビッチが取った作戦はダニーグリーンをアンダーソンにマッチアップさせることだった。

画像はハーデンとアンダーソンのピックプレーのシーン。

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これをスイッチで対応するスパーズ。

当たり前だ。ディフェンスはレナードとダニーグリーンなんだから。

そう、これこそがポポビッチの出した答え。

前回、アンダーソンについていた選手はオルドリッジだったが、アンダーソンのピック→ポップアウト→スリーのパターンをスパーズは全く止められなかった。

そこで今回はダニーグリーンをアンダーソンにマッチアップさせることで、スイッチが容易に可能となり、ハーデン×アンダーソンのピックプレーを防ぐことに成功した。

これは第3戦以降も続けていくべき守り方かもしれない。 

 

 ③kawhisolationの是非

ハーデンとマッチアップ時→9/23(39%)

ボールマン以外をついてる時→10/24(41%)

 

今回はピックだけでなく、レナードがオンザコート時にロケッツが打ったシュート(一部例外あり)のパーセンテージを出してみた。

結果はご覧の通り、パーセンテージはどちらも変わらなかった。

正直ハーデン自体のパフォーマンスが良くなかったのであまり参考とはならない数字となってしまったが、ターンオーバーを誘うという点では、レナードがボールマン以外をついている時の方が誘発できていたと思う。

 

《ケース1》

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《 ケース2》

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《ケース3》

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バスケット経験者だから身に染みて分かる。

カワイが3線にいることの恐怖を。

kawhisolationとは本当に効果的な戦術なのだろうか。もしそう感じている方がいるのであれば、数字だけに囚われず、もう一度自分に問いてみてほしい。

 

④両者のセットプレーとその対応

スパーズと言えば、motion offense。

第2戦では、初っ端からmotion offenseを使ってきたスパーズ。

注目したいのはスパーズのmotion offense…ではなく、それに対するロケッツの守り方。

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セットオフェンスには、実は防げるタイミングが各セットに存在しているのだが、motion weakを防ぐタイミングはダウンスクリーンで選手が上がってくる時。

ジャズやキャブスも過去にこのやり方で守っていたが、これは完全に相手のセットを読んでいなければ防ぐことは難しい。

つまりロケッツはスパーズのセットを完全に読んでいたということだ。というよりアリーザとハーデンが。(ハーデン…やればできるじゃん。毎回やれや…)

 

それだけじゃない。ロケッツが完全に対応しきったシーンはもう一つ。

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これは最もオーソドックスなエレベータースクリーンのセットであるが、このシリーズに一度もやっていなかったのと、4Qの初っ端にやることでかなり意表を突いたセット、のはずだったのだが…蓋を開けてみれば、またもロケッツの完璧な対応でこのポゼッションを守ることに成功した。

 

しかし、やられてばかりじゃないのがスパーズだ。今度はロケッツのセット。

ロケッツと言えば、スクリーンザスクリーナーを得意としているが、これも注目したいのはロケッツのスクリーンザスクリーナーではなく、スパーズのその対応。

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スクリーンザスクリーナーも同様、防ぐタイミングは、スクリーナーが上がってきたところをウィングの選手とスイッチすることだが、それを完璧にこなしたスパーズ。

実際にこの試合のロケッツのスクリーンザスクリーナーの成功率は0/2と、今度はスパーズがロケッツのセットを完全に読み切る形となった。

 

 

 

このように、両チームともに奥の手を少しづつ出してきてはいるが、今のところ両者譲らずと言った感じだ。

お互い、次はどんな手を使ってくるのか注目したいと思う。

 

 

※数字は公式のスタッツではありません。おそらく見逃して正確に測れてない場合もございます。ご了承下さい。

 

 

 

 

SAS対HOU〜スパーズの戦い方〜

試合前の疑問と予想。

①ハーデンのピックの対応は?

②レナードは誰をつくべき?

ポストプレーはやるべき?

④スパーズはロケッツに勝てるのか?

 

①サグorソフトヘッジ

②アリーザかゴードン

③やるべき

④勝てる

 

スパーズ対ロケッツ @第1戦

‪1stラウンドで「リーグ1のインサイドチーム」のMEMに苦戦しながらもなんとか攻略し勝利したスパーズだが、次の対戦相手はMEMとはまったく真逆のプレースタイルの「リーグ1のアウトサイドチーム」ロケッツを攻略しなければならない。

これは守備の仕方もガラッと変えなければならないため、アジャストするのに時間がかかるかもな。というのが率直な感想だった。

 

ここから先は冒頭の4つの疑問を考えていきたい。

 

①ハーデンのピックの対応はどれがベストか。

ハードヘッジ?

ソフトヘッジ?

サグ?

スイッチ?

アイス?

トラップ?

アンダー?

 

ハードヘッジ

成功率→5/9

数字的には悪くなかった。

が、実際には成功した5回のうち3回はドフリーで打たれている。相手のミスに助かった形だ。

1Qで上手くいかなかったため、その後はサグやスイッチに変えていた。

 

ハードヘッジ&カバー

成功率→2/2

ヘッジした後のロールマンへのカバーは2度だけだった。2度しかできなかった理由は、ロールマンサイドに選手がいないのにヘッジしていたからである。

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そのため、オルドリッジがヘッジもやってクローズアウトもやる羽目に。

 

1回目のダブルピックでも同じような場面が。

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 ガソルがサグをしてるため、この時もオルドリッジがヘッジとクローズアウトを1人でやることに。

 

これじゃまずいと思ったのか、数回目のダブルピックではローテーションを行なって成功していた。

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ロケッツ相手にヘッジをするならこのローテーションは必須だろう。そのため第二戦以降はヘッジをする場面を見極めることが必要となる。

 

サグ&ソフトヘッジ

成功率→6/11

成功率よりも注目したいのは11回のうちスリーを決められたのは2本だけ。

スパーズのローテーションの良さが垣間見れた。

 

スイッチ

成功率→5/7

オルドリッジ、リー、ガソルでハーデンを止められるのかが疑問視されていたが、蓋を開けてみると、ハーデンのピックの対応で最も良い数字だった。

これはスパーズのディフェンスが機能している証拠だろう。

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 ハーデンをつくビッグマンは45度にディフェンダーがいる方へ方向付けをしていることが分かる。なおかつヘルプポジションにはダニーグリーンとレナード。いくらミスマッチとはいえ、この状況からドライブを成功させることは至難の技だ。

 

②レナードは誰をつくべきか

 

世界トップレベルのディフェンダーのレナードはやはり、世界トップレベルのオフェンスのハーデンにつくべきなのだろうか。

 

少し前に、レナードをディフェンスに参加させないために、レナードにマークされた選手は逆サイドのコーナーにポジショニングする「kawhisolation」なんて言葉が話題になった。

レナードにマークされた選手のFG%は13%〜25%に抑えられてしまうという数字もシーズン途中にでていて、そんなに悪いならいっそのことコーナーでレナードと一緒にジッとしていろよ、というわけだ。

例えばブルズなんかは、たとえジミーがエースであろうとレナードをディフェンスに参加させないためにコーナーにポジショニングさせていた。

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しかし、僕はこの「kawhisolation」に真っ向から反対したい。持論だがこの考え方は効率の良いオフェンスとは思えないからだ。

結論から言うとオフェンスはレナードをボールマンにつかせるべき。

レナードがジミーにマークしているのであれば、ジミーがボールを持ってピックをするのが理想だと思っている。

なぜならピックをすれば、レナードのディフェンス力はほぼ無力化できるから。

もちろんレナード相手に1on1を仕掛けるのはナンセンスだし、ピックをしても彼の手の長さや身体能力でボールマンにプレッシャーをかけることはできるだろう。

しかし、それでもプレッシャーをかけながらスクリーンをかわすことは容易ではない。

いくらレナードでもピックをされたらそのディフェンス力も半減するだろう。

しかも今回の相手はハーデンだ。

サンダー戦でも、ディフェンダーのロバーソンがハーデンについたが結局ピックには敵わずだった。

ロケッツとしては、レナードはハーデンについてもらった方が有難いだろう。

逆にスパーズとしては、レナードはハーデンではなく、アリーザやゴードンにマークしてローテーション役に加わるべきだ。

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手の長さ、身体能力、勘、レナードの持ってる力を全てローテーションに使うことで、ハーデンのドライブをカバーしつつクローズアウトでアリーザのカウンタードライブも止めることができるだろう。

僕がハーデンのピックの対応にサグやソフトヘッジを推す理由としてそのことが判断材料となっている。

 

実際に調べてみたところ

レナードがハーデン以外にマッチアップしてた時のハーデンのピックの成功率は39%(11/28)だった。

 

まとめると、

①ハーデンにはシモンズかグリーンが付く

②ピックにはサグかソフトヘッジで対応

③ローテーションにレナードを加える

ことがポイントになってくるのかなと思う。

 

レナードが今後誰につくのかも注目したい。

 

ポストプレーは続けるべきか

なんと1戦目のポストの成功率は→0/10

インサイドチームとは思えない数字がでたが、それでも僕は続けるべきだと思っている。

ロケッツのポストの守り方はこう。

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ノーミドルのスタンスから逆サイドのローポのディフェンスがウィークサイドをカバー。

これにスパーズは大苦戦。

オルドリッジ本人も我慢できずにノーミドルのスタンスを取っているディフェンスに対して無理やりミドルの方にドライブしてブロックされるシーンもあった。

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 とても攻めづらい守り方のようにも見れるが、この守り方は逆サイドのコーナーがフリーになるのが弱点である。

その弱点をしっかり理解していたポポビッチは、コーナースリーが得意なトニーパーカーをコーナーにポジショニングさせていた。

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入りはしなかったが、実際に2回フリーでシュートを打たせることができた。

これを続けられるかということと、あとはヘルプを誰がするのか困らせるような動きも第二戦では必要になってくるだろう。

 

④ずばりスパーズは勝てるのか

勝てる。と思う。多分。自信はない。うん。

 

スパーズの失点シーンの原因はポポビッチのシステムのせいなのか、それとも選手たちのせいなのかを僕の判断で調べてみた。

 

選手が悪い→25回

システム上仕方のない失点→10回

 

だった。

 

さらに、その失点シーンは次の試合までに修正できる失点なのかどうしようもなかった失点なのか

 

どうしようもない→20回

改善できる→15回

 

僕個人の判断ではこのような数字になった。

 

気になったのは選手たち個人による失点パターンが異常に多かったこと。

インサイドのチームからアウトサイドのチームとの対戦になって、コミュニケーションがうまく取れなかったことが原因かもしれない。

逆に言えばシステム的な問題は少ない。

選手たちが慣れれば自ずと勝利に繋がるだろう。

実際に改善できるミスも15回はある。

この15回のうち、少しでも改善できれば問題ないだろう。そこはポポビッチを信じよう。

 

あとは単純にフリーのレイアップを外しすぎ。この試合だけで5.6回は外してた。

自分の得点と相手の得点を合わせておよそ20点分はイージーショットミスで損していることになる。スパーズだからね、たまたまだと思うけど、まあこれらの問題点を踏まえると点差ほどナイーブになることはないんじゃないかな。と思う。多分。うん。自信はないけど。

 

まあ頼んだぞスパーズ。

 

#GoSpursGo

 

※数字は個人で調べてるため、見落としがあるかもしれませんご了承ください。

 

 

IND対CLE〜ペイサーズが勝つためには〜

僕がマクミランHCならどうするか。

スラムダンク、堂本の言葉を借りるなら「まずベンチに下がらすべきはトリスタントンプソン」と言ったところか。

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そもそもペイサーズキャバリアーズとの相性は良くない。というのも、ペイサーズはスモール系ガードを2人スタメンにしている。ティーグとエリスだ。対するキャバリアーズは、ビッグマンがレブロンをいれて3人。つまりペイサーズはスイッチができない。

 

試合を見て1番に問題だと感じたのはティーグとエリスのどちらかが必ずアービングに付かなければならないということ。こうなると何が問題になるかというとキャバリアーズの強みである「カイリー×レブロン」のPnRが止められない。スイッチするとレブロンにティーグが付かなければならなくなるから。

 

だからペイサーズはまずキャバリアーズのメンバーのビッグマンを2人以下にする必要がある。

例えば

①カイリー②スミス③レブロン④フライ⑤ラブ

①カイリー②コーバー③スミス④レブロン⑤ラブ

といった感じでトリスタントンプソンをベンチに下がらせたい。

※フライはスモールマン扱い。

 

こうすることで「エリスがスミス」とマッチアップして「ティーグがフライ」とマッチアップすることができる。そしてカイリーとレブロンにはポールジョージとcjマイルズについてもらうことで、キャバリアーズの強みでありペイサーズが止めることができなかった「カイリー×レブロン」のPnRプレーはある程度防ぐことができるだろう。

 

問題なのはビッグマンを1人ベンチに下げるまでの過程だが、ビッグマンを下げさせるには基本5つやり方がある。

 

①ファールトラブル

早い段階でポストプレートリトンに仕掛けファールを誘う。もしくはピックでリムにアタックすることでトリトンのファールを誘うか。

ただ、ペイサーズは世界一ポストプレーを愛するアルジェファーソンが怪我で離脱していることもあってポストプレーができる選手がいない。なのでファールを誘うのは難しい。

 

ポストプレーを潰す。

下がらせたいセンターのポストプレーを積極的にダブルチームで潰す。そこから流れが崩れることがあればそのセンターは下がらざる得ない。しかし、ポストプレー時を潰そうにもそもそもトリトンポストプレー殆どしないから難しいだろう。

 

③ハック

1番下がりやすいのはハックだろう。フリースローが不得意なセンターにわざとファールしてフリースローを打たせる作戦。ハワード、アシク、デアンドレ等々、屈強なセンターたちはこの方法に苦しんで下がるシーンは多い。

トリスタントンプソンはどうだろうか。

調べてみたところ今シーズンは213本打って106本しか決めてないそう。確率でいうと49.8%だ。ハックするには悪くない数字。

ただ問題はハックの使い勝手が悪いところだ。

早めにやりすぎると自分のチームがファールトラブルになるから基本4Qでしか使えない。しかも結局は運頼みってところもね。

 

④ミスマッチをつく

トリトンにマークされている選手とガードがピックをしてスイッチを狙う。「ティーグvs.トリトン」の対決を上手く制することができれば下がってくれるかもしれない。

しかしこれの最大の問題点は「スイッチするかどうかはキャバリアーズの意思次第」であること。トリトンではティーグorエリスのスピードを止められない、と判断すればそもそもスイッチしてくれないだろう。結局このやり方も決定打に欠ける。

 

⑤センターがシュートを打つシチュエーションを作る

これだ。僕がマクミランならこの方法をとる。

トリスタントンプソンが打たなければならないシチュエーションをどうにかして作りたい。

 トリトンがジャンパーを決めることができないのはキャバリアーズの数少ない弱点の内の1つじゃなかろうか。

ウルブズの次に多く見てるチームがキャバリアーズだが、ふと思ったのは、彼がキャッチ&シュートを決めてるところを見たことがない。

そう思ってキャブスファンのテネスムスさんに聞いてみたところ案の定トリトンがペリメーターでちゃんとしたキャッチ&シュートを決めたのは今シーズン1度だけだとか。

 

 ジャンパーの練習はオフにしていたそうだが、結局間に合わなかったということだろう。

 

レギュラーシーズンでは、数本だが時間がなくて苦し紛れのジャンパーをトリトンに打たせるディフェンスが出来たチームもある。

 

そのような粘り強いディフェンスが望まれるだろう。

 

 例えばこんなシーン。

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ラブのポストアップに対してフロントを守る。裏はトリトンのマークマンか守る。

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通常そうされた場合のオフェンスの対応はトリトンがフラッシュしてボールを受けて、ハイローでラブに合わせるのだが…

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ここでは、ペイサーズトリトンのフラッシュを放置してラブへのパスを守ることにする。そうすると時間が少なければ打つしかない。

それでも打たない可能性も十分あるが、それならそれでどこかでタフショットが起こるだろう。

 

一例でしかないが、このようにしてとにかくトリトンがボールを受けるシーンを多くすることで、キャブスの流れを崩す。崩されれば、流れが崩れてる原因の選手を下げざるを得ないだろう。そうすればペイサーズにもチャンスがおとずれるのではなかろうか。

 

まあこんなに言っといて、ぶっちゃけエリスを出さないでランスのプレータイムを増やせば済む話だし本音を言うとそれが一番の手かなとは思うんだけど、ランスに打たせる作戦のキャブス相手にどれだけランスがシュートを決められるかに賭けるのも結局のところ博打だろう。決めれば波にのるタイプだが、あと4勝しなければならないペイサーズがその博打で乗り切れるとは思えない。まあ一勝くらいなら勝てるかもしれないが。それにミスマッチのことだけではなくトリトンのリバウンドそのものも明らかに脅威。彼ほどリバウンドに特化した選手もそういないだろう。

そう言った意味でもトリトンのプレータイムを減らしたい。

 

どちらにせよキャブスを抑えることも打ち勝つことも今のメンツじゃ正直厳しい。チームバランスが悪すぎる。が、ここだけは絶対守るべきというところはどこかと問われれば「カイリー×レブロン」のピックプレーを止めたいと答える。そのための手段の1つとしてビッグマンを1人下げさせるやり方を勧めたい。

 

 

 ・目には目を

僕がHCならディフェンスはそうするとして、オフェンスはどうしよう。

 まずレギュラーシーズンから衰え始めていたエリス。そんな彼でキャブスにアドバンテージを取ることは難しい。まあプレーオフ入る前から分かっていたことなのでそこまで悲観する必要もないが。

問題なのはあれだけシーズン序盤話題になっていたマイルズターナーが全く機能していないことにある。game1で「コーバーvs.ターナー」になった瞬間が1度あったのだが、ターナーポストプレーは押し込むことはなく、フック気味のシュートで外していた。押し込めば誰かがヘルプに来るだろうに。そうすればどこかが空くだろうに。

 

レギュラーシーズンのキャブス戦では

残り2秒でパスを受けたにも関わらず一瞬躊躇して外してオーバータイムになったシーンも気になる。あそこはエゴを出して良かったところだ。

 

もう1つ気になるのはPnR時の判断。

「ポールジョージ×ターナー」のPnRをする場合、キャブスはヘッジディフェンスで積極的にポールジョージを潰しにきていた。

そうなるとロールしたターナーがフリーになるわけだが、もちろんゴール下のシュートを打たれることはキャブスとしてはヤられちゃいけないわけだ。だから逆サイドから必ずヘルプがくる。

という流れを、判断を、全く意識出来ていなかった。

 

「フリーで貰えたからフリーなはずだ」

もしくは

「パスを受けたからには逃げるわけには行かない」

とでも思っているのだろうか。

 

「パスを受けたら必ずシュートを狙え」

なんてことはよく言われるが、そんなことはない。

繰り返しになるが、打たれちゃいけない選手、打たれちゃいけない場所でフリーでパスを受ければ、そこには必ずヘルプがくるわけで、そうなると自分ではなくどこか別の選手が空いてるはずだ。それなのにも関わらず「パスを受けたら最初にシュートを狙え」なんて可笑しな話ではないだろうか。

 

基本的な流れはこう。

フリーになる→パスを受ける前に自分にヘルプが来ることを想定しておく→パスを受ける→パスを考える→①実際にヘルプがきた→パスをする→②ヘルプは来なかった→シュートをする

 

実際に起こったシーン

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このシュートは結局外れてしまったわけだが、外し方も「急にヘルプがきたからビックリ」して外したといった感じだった。そうなる理由はやはりピックしてロール→パスを受けるまでにどこからヘルプが来るのかを予想できていないからだろう。これも僕が思う彼の物足りなさの1つである。

 

 ただ、判断は今ひとつなものの、ミドルの安定感やリバウンドには期待している。

そのためオフェンスの1つの決まりごととして、スクリーナー役はセラフィンにやってもらって、その後のダイブ&リフトでジャンプシュート、またはトリトンのようにスペーシングを広げつつリバウンドに飛び込むシーンを増やしたらどうだろう。

 

次にポールジョージをどう活かすか問題。

基本何をやらせても得点を取れる。

が、特にオフボールスクリーンからのキャッチ&シュートの本数は積極的に増やして欲しい。

ドリブルからのシュートは本来の彼の姿ではないだろう。

それ以外にもう1つ。

「カイリー×レブロン」のPnRの真似を「ティーグ×ポールジョージ」にもしてほしい。

ティーグもディフェンス出来ないが、カイリーも中々に下手だ。

そのためスイッチを誘えればポールとカイリーのミスマッチを狙えるし、スイッチしなくてもどこかでアウトナンバーが作れる。やられたらやりかえせ。「目には目を」

 

 

後は神とマクミランに祈ろう。

 

 

ボールスクリーン系の用語

【ピック】→壁になること。バスケにおいて最も重要なプレーの1つ。バスケでは7割以上がピックを絡めた得点と言ってもいい

 

【PnR】→ピックアンドロールの略。ボールマンにスクリーンしてロールすること。ロールのタイミングは思ってるよりも気持ち早めだとハンドラーはやりやすい。

 

【PnP】→ピックアンドポップの略。ロールしてゴール下に行くのではなく、ピックした後スリーにひらくこと。1on1力がないとスイッチされると詰むので、スリーに自信がない、もしくはスイッチされてもハンドラーに1on1力がないのであればあまりオススメしない。

 

【ハンドオフ】→スクリナーがボールを持って手渡しパスをしながらスクリーンをかけること。アイス、ヘッジ対策としても効果的。困ったらハンドオフすればボールの動きも円滑になる。ビッグマンに最も重要な技の1つ。手渡しパスのフリをしてドライブなど応用も可能。

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【DHO】→ドリブルハンドオフの略。その名の通りドリブルしながらハンドオフをすること。ビッグマンのポジショニングが悪いときはドリブルハンドオフをして、いい位置でハンドオフするのを心がけよう。例えば75度でビッグマンがボールを持っているとしたら、そこでそのままハンドオフするよりも、ドリブルで45度まで行ってハンドオフする方がスペース的にも効果的である。

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【ハンドラー】→ピックアンドロールするときにボールを持ってる選手のこと。

 

【ロールマン】→ピックアンドロールする時のピックしてロールする人のこと。

 

【フロントターン】→ロールするときに前からターンすること。リバースターンと違いターンが早くできるのが特徴。リバースターンとフロントターンでは視野の取り方が違うので特にトップからのスクリーン時はフロントターンが効果的。ゴールに向かって走りきることを意識しよう。

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【リバースターン】→ロールする時にフロントターンと逆向きにターンすること。主に45度からストロングサイドにハンドラーをドライブさせた時に有効なターン。

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【アンダー】→ピックの下を通ること。スリーを打てない選手に効果的。

弱点・フラットスクリーン

 

【ファイトオーバー】→ピックの上を通ること。ピックに引っかからないように頑張ってスライドしよう。

デメリット・引っかからないように、例えば左側のスクリーンに対しては左足を入れてスライドするが、引っかかってしまうとかなり遅れを取ってしまう。理想的なディフェンスであるため、引っかからないに越したことはないが、相手が上手ければ上手いほどピックに引っかかってしまうものなので、あまり現実的ではない守り方である。

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【オーバー】→スクリーンの上を通ること。ファイトオーバーと違って半分諦めたようなDF。ファイトオーバーと違い、例えば左側のスクリーンに対しては右足から入って身体をロールすることで、遅れはするものの絶対にピックとは逆には行かせないことと、リカバリーが早いことが特徴。ファイトオーバーのように無理にスライドするよりも、こちらの方がリスクが少ないため現実的な守り方である。

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【アイス】→ボールマンのディフェンダーがウィークサイドに追い込みたい時に使う守り方。そのため、トップでのピックに対してはあまり効果をなさない。なのでその場合はウィークサイドでなくてもピックと逆の方に行かせるようにしよう。スクリーナーのディフェンダーは下がって守る。スクリナーのアウトサイドシュートが入るのか入らないかでローテーションの仕方も変わる。今1番使われている守り方かもしれない。

弱点・フラットスクリーン、ダブルピック、ハンドオフ、ポップアウトなどなど。

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【ハードヘッジ】→ピックされた時にスクリナーのディフェンダーが下がるのではなく、ボールマンにスライドでついていくこと。2歩以上でないのがポイント。

弱点・スリップ、スプリット、リピック、中継パスなどなど。

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【ソフトヘッジ】→ハードヘッジと違って思い切りボールマンにスライドで出ていくのではなく、あくまでもゴールにドライブさせないぐらいの気持ちでスライドでついていくこと。

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【アンダ&ヘッジ】→主に「スリーは下手だがドライブは上手い」選手に対してorスリーまでの距離が遠いピックの時に有効な守り方。

オフェンス側もこれに対しての対応策はあるが、実際知ってる人は多くない。そのため、プロにはあまに通用しないが、部活等で活動している方にお勧めしたい。

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【ショーディフェンス】→スクリナーのディフェンダーが、ハンドラーが行く方向にあらかじめ少し出て「いつでも行けるぜ」というスタンスを取ること。ハンドラーが少しでも躊躇すれば儲けもん。ショーディフェンスだけするのか、その後ヘッジのようにスライドするのか、スライドするとしてもハードなのかソフトなのか、1歩までなのか2歩まででるのか、チームで決めなければならない項目が多い。

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【トラップ】→ヘッジディフェンスとは、ディフェンダーがスライドで出たらその後自分のマークマンに戻るのが鉄則であるが、その考えを逆手に取り、戻らずにそのままハンドラーにダブルチームをしかける守り方。

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【サグ】→ヘッジと違って、スクリナーのディフェンダーがゴール下付近まで下がって守ること。(ボールマンのディフェンダーがアンダーすることをサグということもあるが、この記事はアンダーで統一) 一般的に期待値の低いミドルを打たすことを目的としている。ハンドラーにシュート力が無ければ全部サグで対応しても良いだろう。↓のように最近は「screen the screener」に対応するため、ゴールの真下まで下がるサグをすることも。

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【プッシュ】→スクリーナーのディフェンダーがスクリーナーにくっつくこと。フラットスクリーンをアンダーで守りたいのであれば、プッシュ&アンダーをお勧めする。

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【フラットスクリーン】→エンドラインと平行になるようにスクリーンすること。アイスやアンダーに効果的。アイスやアンダーをされるのが嫌なら多用したい。

弱点・ロールが遅れること。

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【ドラッグスクリーン】→アーリーオフェンス時、ゴール下まで行かずにそのまま走ってピックしに行くこと。相手が戻るので精一杯であるアーリー時にピックをすることでディフェンスの対応がかなり遅れてしまうため効果的。アーリーオフェンス時は毎回やっても問題なし。

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【スクエア】→ボールマンとゴールに一直線になるように+つま先とつま先がコーナーに向くように+相手の内側の肩に自分の鼻が向くようにスタンスを取るのが理想。ピックがない時はスクエアをするのが一般的。

 

【リジェクト】→スクリーンと逆方向にドライブすること。スクリーンの方にドライブしようとして、相手がスクリーンを読んで先に反応してきたら逆に切り返す。

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【スネークドリブル】→スクリナーを巻きつけるようにスクリーンを使ってスクリーンとは反対方向に行くこと。「ボールサイドを自由に変えれる」という意味でハンドラーにとって最も重要な技の1つである。

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【スプリット】→ヘッジディフェンスをされた時、スクリナーとそのヘッジの間を抜いてくこと。間を抜ければ必ずどこかがフリーになるので非常に大切な個人技の1つであるが、見た目の割に難易度も大して高くないのでハンドラーには是非身につけてほしいスキル。

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【スリップ】→ピックしてる時、もしくはするフリをしてスクリナーがゴールにダイブすること。ヘッジ対策としてよく使われるやり方。最近はアイス対策としても。

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【リピック】→ピックをし直すこと。アンダー対策としてよく使われるやり方だが、僕の持論ではリピックは、ヘッジの対策としてやるのが効果的だと思っている。アンダーに対してはフラットスクリーン、ヘッジに対してはリピック、と使い分けよう。

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【リフト】→ロールマンのダイブに合わせて別の選手が上がってくること。

リフトすることで、ロールマンがフリーになったり、リフトした選手がフリーになったり、ハイロプレーが生まれることもある。

日本でもu-18世代からしつこく言われる基本の一つ。

 

【スクリーンザスクリーナー】→スクリナーのディフェンダーに更にスクリーンすること。スペインピックアンドロールとも呼ばれている。縦同士のピックであれば、1人目がロールで2人目がポップアウトするのが基本。2人目のスクリーナーの位置はポップアウトしやすいようにフリースローラインでスクリーンすることがポイント。狭いスペースの中でハンドラーは判断しなければならないため、若干難易度は上がる。あくまで奇策として使うことをお勧めする。

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【スタント】→ピックプレーが行われている時、3線の選手がスクリーナーのディフェンダーがロールマンに戻ってくるまでロールマンをカバーし、スクリナーのディフェンダーが戻って来たら自分もマークマンに戻ること。

 

【イリーガルスクリーン】→スクリーンが近すぎたり動いたりした時に取られるファールの一種。

 

 

 

 

DFについて(随時更新)

【スライド】

①個人差はあるが、常にお尻の1.5倍の幅でスライドするのが基本。

それ以上でもそれ以下でもだめ。

②切り返しに対するステップは足でと言うよりも、お尻で切り返すイメージ。

③足裏はベタつきさせない。

なるべく踵を浮かせる。そうすることで切り返されても素早く反応できる。

④常に自分の上半身の表を相手の上半身に向ける

⑤相手の膝内側に手を添え、常にボールマンより半歩勝ってるDFをする。

⑥膝内側に添えてない手はパスコースを遮るようにする

 

 

 

【ピックに対するDF】

・ボールマンへのDFのやり方

  1. スクリナーのディフェンダーから、指示がでる。アイスなのかヘッジなのか。部活レベルだと「スクリーン右あるよ!or左あるよ!」と言った指示がとぶ。
  2. 「ヘッジ」という指示がでたら、ボールマンのディフェンダーはスクリナー側に方向付けするのだが、この時、行かせてはならない方(スクリーンがない方)に身体を密着させる。
  3. 身体を密着させたら「オーバー」をする。

 

注意しなければならないのは

①指示が出るまえに方向付けをしてはいけないこと。

②「ファイトオーバー」ではなく、「オーバー」をすること。

これは言葉の綾であるが、ピックにがっつり引っかかってしまうディフェンダーの殆どが「ファイトオーバー」してしまっている。相手が上手くなればなるほど、ピックは引っかかってしまうものなので、頑張って「ファイト」する必要はない。「10」勝とうとするのではなく、半分は引っかかる前提で、「5」だけ勝ちにいくDFをしなければならない。